2017年2月24日金曜日

「為了明天あしたのために -第十三話 回憶錄の捌」

「為了明天-第十三話 回憶錄の捌」
(日本語訳は下へ)




兩年後...
在和平鄉唸書的課程結束之後、再次有機會去台灣。
「那,順便在達卡跟曼谷安排表演吧!」
在當地朋友們的幫忙下、安排了一些大型公演。
驕傲自大...我彈奏自以爲的很好的音樂。表演後觀眾大聲歡呼。所有的演出都看似成功了。
現在我可以瞭解為什麼觀眾喜歡我的表演。
這與演奏品質無關、就單只是看到日本人彈印度樂器很有意思而已。
但我的傲氣越來越高...
然而今年一月在德里師兄Daikiti桑跟Kyuri(黃瓜先生)一起看那時候的表演影片。
很可怕...差到沒救!
調音,音程,節奏,旋律的明確,跟塔布拉鼓的關係,都0份以下!
師兄跟Kyuri看這樣影片他們都不知道這麼形容...就只能嗤之以鼻...
影片裡表演的我就像是個小丑...
幾年前我去愛爾蘭時候、遇到彈紙板吉他街頭藝人。我加入他的街頭表演。他開玩笑說我彈紙板吉他很有天份。影片裡表演的我就像在彈像紙板西塔琴般...
之後我來到臺灣旅居。當時在臺灣世界音樂變得很流行。讓我有不少機會在國內外表演。在朋友們的幫忙下發展越來越好。
這樣的幫忙讓我去了ㄧ些亞洲國家及歐洲表演,還跟印度習樂的老朋友再會,且認識很多音樂家,都是個難得經驗。
過幾年之後我已經習慣用"紙板西塔琴"演奏賺錢,變成得意忘形的音樂家。
我對自己的彈奏技巧過度自信。
在台灣推薦西塔琴,努力企劃活動,招生,送臺灣學生去和平鄉學琴等等...
我以為這樣做是對印度音樂及和平鄉老師的報恩.
現在想想、這些都不是報恩,而是不尊敬,也不是貢獻。
其實我做的是侮辱印度音樂及西塔琴傳統的崇高精神...
有時候聽到自己心裡的聲音...
「這樣可以嗎?這樣滿足嗎?是不是要去找煦珈康?」
那時候的我完全沒發覺幾年之後,我會自己進入如此艱難困苦的琴道修行。
一切的答案是從「原來沒有蘋果」開始...
未完持續...
(照片1:在達卡公演.跟不丹朋友再見面了 2:在愛爾蘭遇到彈紙板吉他街頭藝人。他說我彈紙板吉他很有天份! 3:得意忘形的音樂家・・・)
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「あしたのために第13話 回想篇-その8」
2年後...
シャンティニケタンでのコースを終え、この先どうするかと考えるまもなく、再び台湾ツアーに誘われる。
「じゃあついでに、バングラデッシュやタイでもコンサートやろうよ。」
友人に声をかけ、ダッカやバンコクで大々的なコンサートを催してもらう。
我が物顔で、未熟なシタールを弾き、どのコンサートも大喝采、大成功だった。
演奏の良し悪しは二の次、外国人がインドの楽器を弾いているというだけで…
そして、自尊心だけが肥大化していった…
今年一月のデリーで、ダイキチさんやきゅうり君と一緒に、その頃の演奏の映像を見た。
ひどかった… 
救いようが無いぐらいひどかった...!
チューニング、音程、リズム、メロディーの明確さ、タブラとの関連性、どれをとっても0点以下だった!
あまりの幼稚さ演奏に、ダイキチさんは苦笑し、きゅうり君は言葉を失っていた。
その映像中の僕は”道化師”そのものだった。
アイルランドの大道芸人に「君はダンボールギターの才能がある」と言われた事があるが、まさに、その映像の僕はダンボールのシタールを弾いている様だった。
その後、台湾に移住してから、ワールドミュージックブームで湧く台湾では、それなりに仕事も来るようになり、日本を始めアジア各地、ヨーロッパのイベントに招かれるようにもなった。
初めて訪れる国々、旧友との再会、新しいミュージシャンとの出会い、コンサート、どれも素晴らしい経験だった。
時が経つうちに、ダンボールのシタールを弾いて、お金を稼ぐ事が当たり前のようになり、いっぱしのミュージシャンを気取る僕…
自分の未熟な技術を過信して、シタールを台湾に紹介するなどと意気込んで、いかにしてイベントを企画するかを考えあぐね、生徒の数を増やす事に専念し、台湾の若者を連れて、シャンティニケタンに凱旋したりして、満足していた。
それが、シャンティニケタンの先生への恩返しだと思っていた。
今から思えば、それは”師を敬う”、”真摯にシタールを学ぶ”という事から程遠かった。
知らず知らずのうちに”インド音楽が培ってきた伝統”そのものを侮辱していた。
ときおり聴こえてくる、
「このままでいいのか?シュジャート・カーン に会いに行くのではなかったか?」
という心の声には耳を閉じて…
しかし、その数年後に、想像を絶する地獄の様な本当のシタール修行への門を、自ら叩く事になろうとはを知るよしもない…
そして、すべての答えは「りんごは最初から無かった」から始まる…
つづく
(写真1:ダッカでのコンサート。ブータンの友人と再会。2:アイルランドにて大道芸人と。”君はダンボールギターの才能がある"といわれました。3:こんなこともしてました・・・)

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