2017年2月27日月曜日

「為了明天あしたのために-第二十話」

「為了明天-第二十話」
(日本語訳は下へ)

師兄提出一個不可思議的問題…
完全找不到答案
兩天沒有睡覺...
拜託讓我睡覺...
兄「好了,我先給你答案。你要想理由吧。B先生說"原來就沒有蘋果"」
Y「啥!!!!!!!!?????????」
兄「你的彈奏跟老師的不像的原因是在這個答案裡」
Y「?????????????」
兄「為什麼你跟不上上課的原因也是一樣」
Y「!!!!!@@##$%?????」
兄「我猜你真的尊敬的人是之前的老師吧?你完全沒有尊敬煦珈康吧?對不對?」
Y「不對不對!我很尊敬煦珈康老師」
兄「錯!你在面對的人是之前的老師吧?」
Y「.......????」
他在說怎麼?
我的腦已經無法轉動了...
他講的蘋果故事,上課的事,煦珈康的事,和平鄉的老師的事,都完全沒有關係...
都是不同的次元的事...
完全不同...不...同...?
不...同...的...次...元...!!???
「.....啊啊....!!!! 有可能....有可能..原來....」
突然腦裡聽到爆炸聲...!!!
自己可以感覺到身體裡的血在逆流...
目前變空白...
有可能,有可能我一直在犯很大的錯誤......!!!
未完持續...
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「あしたのために-第20話』
兄弟子のダイキチさんから出された謎の問答。
いくら考えてもわからなかった…
もう2日も寝てない…
寝かせてくれ…
ダ「じぁ、答えを先に言って、答えの意味を考えようか。 答えは…”リンゴなど最初から無かった” ってBさんは答えた。」
Y「え?え?え?ええええええええ???それってどういう事ですか?」
ダ「Yo君のシタールが師匠と似てない理由も、この答えの中にあるよ。」
Y「え?え?え?ええええええええ???」
ダ「Yo君がクラスで、トンチンカンな演奏をしちゃう理由も、この答えの中にあるよ。」
Y「え?え?え?ええええええええ???」
ダ「Yo君が尊敬しているのは昔のシャンテニケタンの先生なんじゃない?シュジャート師匠でなくて…」
Y「えええええ???そんな事ないです!こんなに師匠を尊敬しているのに…」
ダ「いやいや、Yo君が向き合っているのは、今の師匠でなくて昔の先生だよ…」
「………?」
この人は何を言っているんだろう…
朦朧とする頭で考えた…
りんごの話も、シタールの話も、稽古の話も、師匠の話も、前の先生の話も、どれも全然別の話じゃないか…
まったく別の世界の話じゃないか…
まったく…べ、べつ…???
べつのせかい…?
「……あ、あ、あ、あ、あ…、も、もしかして、もしかして・・・もしかして・・・」
突然、頭の奥で何かがはじけた…
耳の奥で血が逆流する音がうなってる…
目の前が真っ白になった…
もしかした、僕はとんでもない勘違いをしてきたのかもしれない…!!!!
つづく・・・

「為了明天あしたのために-第十九話」

「為了明天-第十九話」
(日本語訳は下へ)

與煦珈康習琴第五年了。今年老師沒有罵我。
變溫柔了..
偶爾他問「你的腦袋有動嗎?」
就這樣

「有可能我有進步嗎?」
「終於不用被罵~」
有樂觀及安心感
但除此之外我也擔心
「他放棄教我了嗎?」
「他不想理我了嗎?」
「我沒希望了嗎?」
不知道他變溫柔的原因
「Yo君、彈的東西跟煦珈康彈的東西完全不像...」
回來臺灣前幾天Leo媽媽跟我說了這句話...
回來臺灣的前兩天、師兄提出一個不可思議的問題
兄「有一天A先生買一個蘋果回來家後放在桌上。但是B先生沒經過A先生的同意就把蘋果吃掉了。
A先生很生氣!但B先生講了一句話,就解決了一切。
請問B先生說了怎麼呢?」
我想想想想想想想想...
但完全找不到答案
又天亮了...
還在找不到答案…
未完持續...
(照片:與天才塔布拉少年Leo 一起練習完後、Leo 媽告訴我一件晴天霹靂的事・・・)
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「あしたのために 第19話』
5年目の今年、師匠は急に優しくなった。
たまに「頭は働いてるかの?」といわれるが、
拍子抜けするぐらい優しくなった。
「もしかして、少しは上手くなったのかな?」という希望的観測や、
「もう怒られなくすむ、良かった」という安堵感がある。
しかし、もしかしたら…
「諦めらられてしまったのか…?」
「相手にしてもらえなくなったのか…?」
「見放されたのかも…」
という、不安もある。
どっちなんだろう…
台湾に帰る数日前に、レオ君のお母さんに、
「Yoくんのシタールって師匠に全然似てないよね、5年も習ってるのにね…」
と言われた。
そして台湾に帰る2日前、ダイキチさんから出された謎の問答、
「Aさんが買ってきたリンゴを、Bさんが勝手に食べてしまった。Aさんはカンカンに怒ったが、Bさんの一言で全てが解決した。Bさんは何て言ったと思う?」
いくら考えてもわからなかった…
もう二日も寝ずに考えているのに…
まったくわからなかった…
また、東の空が白んできた…
つづく…
(写真:天才タブラ少年レオ君と練習。この後、レオ君のお母さんから衝撃の一言が…)

「為了明天 あしたのために-第十八話 回憶錄の最終」

「為了明天-第十八話 回憶錄の最終」
(日本語訳は下へ)



從第三年開始的地獄琴道修行。
在第四年時、我買了一把跟老師同一家訂的新琴。
心念一轉,挑戰第四年的上課!

但,在上課的一分鐘內就被擊沈...
剩下59分鐘我都在昏厥...
怎麼彈都被罵
老師教我的東西怎麼看起來比之前難上幾十倍...
今年也無法跟上進度...
我真的想要消失...
一起去上課的師兄Daikiti桑告訴我
兄「Yo君!你完全沒有在聽老師彈的東西。世界最厲害的老師在彈給你聽。但你ㄧ緊張就沒辦法專心...怎麼會這樣呢?」
Y「嗚嗚,我必須專心不要彈錯。努力跟上老師教的東西。但ㄧ被罵就腦袋空白。」
兄「每天我從你的旁邊看你上課的狀況。你的左手右手的基本動作也從來沒有對。細部的技巧及理解旋律的方式都不對。所以你一彈就跟老師彈的差了千里!」
Y「嗚嗚...」
回來臺灣之後聽上課的錄音,但聽到的都是老師的咆哮跟自己很難聽的彈奏。
一聽到這錄音、所有痛苦地獄般的上課景象又重回到我眼前。
我只能承受30秒...
不知道這樣要怎麼去做複習...
完全找不到解決方法...
去年從德里回到臺灣一年後
我跟自己說不可以忘記"初心"。
十年前和平鄉的老師教我西塔琴的基本技巧。要回到之前的基本練習吧。
花了很多時間用心複習
努力練習了...
但...沒有改變,也沒有進步...
為什麼...?
我到底哪裡做錯了...?
光陰似箭,一年又過了
找不到解決的方法...
他到底想要告訴我什麼?
好像迷失在迷宮裡...
我的身心疲憊...已到極限
如果今年也無法跟上地獄的上課
我是否應該要放棄跟煦珈康學琴...
出發去印度之前
想到要面對上課的事就已經胃痛
身體很不舒服
實在不想去印度...
希望我搭的飛機到德里之前爆炸...
下決心了!
這個是最後一次的挑戰吧!
就去吧
就去送死吧!
第五年的地獄琴道修行開始了...
未完持續...
(照片1:在印度著名的西塔琴店Rikhiram訂新琴 2:師兄教我”可以不緊張”的古武術秘技。在Kyuri君的前面蠻有効果。但在老師的前面完全没有効果…)
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『あしたのために第18話 回想編-最終』
3年目から始まった地獄のシタール修行。
4年目には師匠と同じメーカーに作ってもらった新品のシタールを携えて、心機一転、稽古に挑むも、
ものの一分で撃沈… 
残りの59分間は気絶しているだけの毎日… 
何を弾いても、先生から返ってくるのは罵声…
今ままでより何十倍も難しく聴こえるフレーズの嵐…
再び、全く、稽古に、ついていけない…
もう消えて無くなってしまいたかった…
一緒に稽古に通っている兄弟子のダイキチさんからも言われた。
ダ「Yo君は全然先生の音を聴いてないよね。自分の師匠、それも世界最高峰のシタール奏者が、目の前で弾いてくれてるのに、すぐに緊張して、気付いたら、頭真っ白になってるよね。」
Y「…はい…。何とかミスしないよう着いていこうとするのが精一杯で…。一度怒られると、もう何がなんだか分からなくなってきて…」
ダ「Yo君のクラスを横で見てると、そもそも右手の使い方、左手の使い方が違うよ。細部の技術も全然違うし、メロディの方向性が全然違う!先生から習った瞬間に違うモノになってる。」
Y「ううう…」
台湾に戻ってから、稽古の録音を聴きなおそうとしても、
聴こえてくるのは、師匠の怒鳴り声と、聴くに堪えない自分の演奏ばかり…
あの地獄の炎の稽古がフラッシュバックする…
苦しくて30秒も聴いていられない…
復習するにも、どこからどう手をつけて良いのか、全くわからない…
去年、台湾に戻ってからの一年間、”初心に返ろう”と決め、シャンティニケタン時代に教えてもらった、シタールの基本中の基本から、じっくりと復習して来たはずなのに…
一生懸命に練習もしてきたはずなのに、結局変わっていない…
どうしてなんだろう…
何がいけないんだろう…
気が付けば、あっという間に一年が経ってしまった。
分からない… 
何もかも分からない… 
もう気力も体力も限界だった。
何が正解か、何か間違いか分からない… 
師匠は、怒鳴ってまで、何を指摘してるのか… 
分からない… 
今回も、地獄の稽古に付いていけないなら、
もう辞めるしかないかも知れない… 
出発前から胃が痛い、体が重い… 
本当の事を言えば、インドになんて行きたくない… 
デリーまでの飛行機が落ちればいいとも思った…
もう一度、最後だと思って、
あの地獄の炎に焼かれる稽古に行こう…
最後だと思って、
ついに迎えた5年目のシタール修行…
つづく…
(写真1;デリーのコンノートプレイスにあるシタールの老舗・リキラムにて、新しいシタールを手に入れるも… 2:ダイキチさんに教えてもらった緊張を解く古武術の技。きゅうり君の前では効いても、先生の前ではまったく効きませんでした…)

2017年2月25日土曜日

「為了明天あしたのために-第十七話 回憶錄の拾貳」

「為了明天-第十七話 回憶錄の拾貳」
(日本語訳は下へ)
video
現在我的老師是煦珈康。
他是印度唯一有傅承到第七代的西塔琴家族
他的父親是20世紀上最偉大的西塔琴手Ustad Vilayat Khan.
大家叫他"西塔琴太陽"
Ustad Vilayat Khan有非凡的天份及努力。他不但改變西塔琴一般的概念還超越了派別及樂器的差別。
不只西塔琴,他擴展了印度音樂的可能性然後延伸到沒有人可以達到的極高境界。
去世已13年了,但現在的印度音樂社會還是有受到他非常多的影響。
去年我跟師兄Daikiti桑一起搭老師的車時,他跟我們說
「我生出來之前就被注定要當西塔琴手。但你們自己選擇來學琴的吧?然而我卻無法了解可以自己選擇未來的那種感覺」
他是偉大音樂家的兒子。
我無法想像他經歷過多少艱難困苦的修練,還要承受不停被拿來與父親比較的壓力。
他花一輩子來挑戰西塔琴太陽Vilayat Khan。
我遇到的困難、跟他的比起來根本微不足道。
他完全沒有靠父親的名聲出名,年輕時候他就自己離開了家、之後不斷地努力。經過各般的辛苦,才能變成現在代表21世紀最偉大的音樂家。
他是一個巨山。
但如果我是他真正的弟子,至少我也要挑戰爬過這個巨山。
但...我卻希望他對我能不要那麼苛求...
但...好像坐在他的旁邊上課就滿足了...
從第三年開始的極端恐怖的琴道修行,
真正的苦腦及絕望現在才開始
「真正的學習是怎麼?」
「尊敬老師是怎麼?」
我一直找不到答案,只能在驚恐中發抖...
未完持續...
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『あしたのために第17話 回想篇-その12』
今の師匠、シュジャートカーンはインドでも唯一の数百年続くシタールの家系の7代目家元。
父親はシタールの太陽と呼ばれた、20世最高のシタール奏者ヴィラヤットカーン。
ヴィラヤットカーンは、類まれなる才能と努力により、シタールの演奏方法を根本から変え、流派を超え、楽器を超え、シタールだけでなくインド音楽の可能性を極限まで広げ、誰にも到達できないような音楽のレベルにまで到達した偉人だ。没後13年経つ今も、多くのミュージシャン達に多大なる影響を与え続けている。
去年、師匠の車に兄弟子のダイキチさんと同乗している時、
「俺は生まれた時からシタール奏者になることが決められていたんだ。お前らは自分の意思で、シタールを習いに来ているんだろう?俺は生まれた時から決められていたから、自分の意思で未来を決める事が分からないんだ」
と話してくれた。
シタールの太陽とまで讃えられた偉大なる父の下に生まれ、
想像を超える厳しさでシタールを学び、常に父と比べられる事に耐えながら、自分の音楽を探求してきたシュジャート師匠。
僕には、その片鱗さえ想像できない。
3年目のあの日の稽古や、今、僕が火に炙られるように厳しく教えられているのは、師匠が父親から厳しくシタールを叩き込まれた日々の100万分の一の辛さもないかもしれない。
師匠は、偉大なシタール奏者の息子として生まれながらも、親の七光りに頼らず、自分自身で道を切り開いてきた。長い不遇の時期も経験してきたという。
そして、今ではヴィラヤットカーンの息子としてでなく、シュジャートカーンという自身の圧倒的に高い音楽を創造し、認められている。
師匠は、僕の想像を絶する困難を乗り越え、世界最高峰のシタール奏者として聳え立つ。
その巨大な山に、僕も一歩でも踏み出さなければ、師匠から稽古をつけてもらう意味は無い…
それなのに、僕は…
たったの一音もまともに弾けない僕は …
その人に「優しくしてほしい」と思ってしまっていた…
その人の傍らにいるというだけで、満足してしまっていた…
3年目から始まった地獄のシタール修行…
真の苦悩と絶望はここからだった…
「本当に学ぶ」とは何か、
「真摯に学ぶ姿勢」とは何か、
その答えを探す余裕も無く、ただただ怯えて震えているだけだった…
つづく…

「為了明天 あしたのために-第十六話 回憶錄の拾壹」

「為了明天-第十六話 回憶錄の拾壹」
(日本語訳は下へ)


「蛤!你來這裡的目的是怎麼?來玩或學琴!!!!????」
「我...我來跟您學琴...!」
從那一天溫柔的老師轉變地獄大魔王..!
彈一下被罵,再彈又被罵,罵來罵去...
不知道應該要如何彈下去
開始發抖...
我的腦完全空白了
腳已經麻掉了...手指沒感覺了...
我不確定有沒有呼吸....
抱著西塔琴快暈厥...
從來沒有遇到過那麼劇烈恐怖的上課
理所當然....
現在坐在我面前的人不是那溫柔的和平鄉老師。
現在坐在我面前的人是21世紀上最偉大的西塔琴手煦珈康。
他是印度唯一的西塔琴家族傅承第七代-一輩子要挑戰西塔琴太陽Vilayat Khan的煦珈康。
無法彈好基本技巧
粗糙補丁般的彈奏
小丑彈的紙板西彈琴
花了十年收拾破爛的音樂
聽了這樣的東西...一定會激怒煦珈康。
之前有一個朋友跟我說
「你去跟煦珈康學琴嗎?跟大師上課就是在自己臉上貼金。花錢買名牌品一樣吧。」
我覺得他是一個笨蛋。
但現在的我卻覺得跟他差不多...
這二年老師教我很多東西,但自以爲是的方式練習的我,說實話其實是個什麼都沒學好的我...
就在坐大師的旁邊滿足及感動的我...
像追蹤明星的粉絲一樣的我...
像我這樣假裝的音樂家...當然會讓煦珈康會憤怒
終於雷劈...!!
"你來這裡的目的是怎麼!!!??"
他的雷劈碎了我粗糙補丁般的彈奏,小丑彈的紙板西彈琴,花十年收拾破爛的音。
什麼都沒有了
只剩下ㄧ個害怕的人、ㄧ個什麼都無法思考且忘記了呼吸的人
未完持續...
(照片:''調音不對'' "調音太久了!''每次上課馬上就被罵。壓力好大...)
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『あしたのために第16話 回想編その‐11』  
「おい!お前は何のためにここに来ているんだ! 観光に来ているのか、シタールを習いに来ているのか?どっちなんだ!!?」
「…シタールを習いに来ています!」
そう答えた次の瞬間から、今まで仏のように優しかった師匠が、鬼となって僕の前に立ちはだかる。
一音弾いては怒鳴られ、
また一音弾いては怒られ、
また怒鳴られ、
怒られ…
もう、何を弾いていいのか、自分でも分からない…
震えがとまらない…
シタールを抱えたまま倒れそうだ…
息をしているのかもわからない…
どんどん、頭の中が真っ白になっていく…
今まで経験した事のない地獄の炎に焼かれるようなシタール修行…
当たりまえだった…
僕の目の前に居るのは、シャンテニケタンの優しい先生ではない。
僕の目の前に座っているのは、インドでも唯一の数百年続くシタールの家系の7代目家元で、20世紀最高のシタール奏者・ヴィラヤットカーンに挑み続け、そして21世紀音楽世界の最高峰に君臨するシュジャートカーンだ…
基礎もまともに弾けない、継ぎ接ぎだらけの自分勝手な演奏、
道化師の弾く幼稚なダンボールシタール、
10年間でかき集めたガラクタの音楽、
それを聴いて、シュジャートカーンが怒らないわけが無い…!
シュジャートカーンに弟子入りした時、友達からこういわれた「有名なマスターに弟子入りするって、結局は自分のブランド付けのためだよね。高いレッスン代を払ってマスターの名前を買うって感じかなぁ。」
こいつは、何を馬鹿なこと言っているんだろうと思ったが、今の自分も大差ない…
せっかくこの2年間に教えてもらったことも、自分勝手に練習して、何も学んでいない…
憧れのシタール奏者の傍に居ることだけに、感動して、満足している…
いつまでもアイドルを追っかけるファン気分が抜けないくせに、外ではいっぱしの”ミュージシャン”を気取っていた僕を…
シュジャートカーンが許すはずが無い…!
とうとう雷が落ちた!!
「おい!お前は何のためにここに来ているんだ!!!!!」
そして、”自称ミュージシャン”の僕が、10年間でかき集めたガラクタの音楽、継ぎ接ぎだらけの幼稚なダンボールシタール、身勝手な自尊心…
そのすべてが、師匠の雷によって砕け散った…
そこには、何も残らなかった…
たったの一音も、まともに弾く事ができない男が
何も考える事もできず、息もできず、
ただ、いつまでも恐怖と不安に怯えて震えているだけだった…
つづく…
(写真:稽古が始まるなり「いつまでチューニングしているんだ!」と怒られます…)

「為了明天 あしたのために-第十五話 回憶錄の拾」

「為了明天-第十五話 回憶錄の拾」
(日本語訳は下へ)


終於可以跟世界上最偉大的西塔琴手煦珈康上課!
他坐在我的前面。
一對一的上課距離很近...!
不敢相信他正坐在我面前彈琴
他的琴聲像鑽石般的閃亮。
他唱歌的時後音樂像是從他的心譜樂出來的。
我像在看夢...
第一年及二年老師都開心親切。看起來算都還算順利。
但第三年的冬天。
那一天我們在傍晚上課。我一直卡到無法彈好一句旋律。
突然老師嚴肅的大聲說…
「哇! 你在做什麼!?要花多久時間記一句!?你來這裡的目的是怎麼?來玩或學琴?告訴我!!!」
「我...我來跟您學琴...!」
「OK!那不要像老鼠一樣小聲彈琴!彈像我一樣大聲!!來吧!!」
「...好...!」
「再一次!」
「......**..」
「不是大聲就可,要彈優雅一點!!
「ㄛ?...好...!」
「不夠!!」
「…好!」
「速度太慢!快一點!!更快!!」
「可惡...!!!!」
「蛤?!你彈一百次!不可彈錯!!來!!」
「嗚嗚...好..我可以的!」
才彈一聲就馬上被罵,再彈又被罵,害怕又被罵,彈錯重來再數......
一直重複彈同樣的旋律...
腳已經麻掉了...
手指也沒感覺...
我不確定有沒有在呼吸....
忘掉自己在彈琴...
不知道過了多久時間…
「停!」
老師的聲音把我敲醒
不知不覺天黑了。
黑暗的房間裡看不太清楚老師的臉。
我前面的大影子說
「今天到這裡。我知道你的手痛,腳麻,也餓了。
小時候我也有同樣的經驗。我的爸爸晚上8點到早上3點把我關在房裡練琴。沒有吃的也不准休息。
你要了解不管像我是大師的兒子或像你是日本人,西塔琴的前面大家都平等。每個人都會痛苦,都要努力。
要去克服困難。」
「........」
「好。明早見!好好休息。」
彈西塔琴當第十一年的冬天。
這一天我”真正的”琴道修行開始了。
面對絕望落淚、艱難困苦的琴道修行開始了...
但我不知道一個重要的答案「原來沒有蘋果」的本意…
未完持續...
(照片:第一年與阿比滿老師的學生ㄧ起去跟煦珈康上課。真懷念當時燦爛的笑容…)
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「あしたのために第14話 回想篇-その10」
遂に念願の世界最高峰のシタール奏者・シュジャートカーンとのクラスが始まった。
今まで、はるか遠くからしか見ることができなった憧れのミュージシャンが、今、目の前にいる。
目の前で、シタールを弾いている。
ひとつひとつの音が輝いていた。
まさに体中から音楽が溢れでてるようだった。
一対一で稽古をつけてもらっているのが、夢のようだった。
最初の1年目2年目の稽古は、師匠も快く受け入れてくれ、それなりにスムースに進んでいたのかのように見えたのだが……
師匠の元に通いだしてから、3年目の冬。
その日は、珍しく夕方からの稽古だった。
新しく教えてもらったメロディーがうまく弾けなくて、何度も失敗していると…
シュジャートカーン:「おい!お前は何のためにここに来ているんだ!?いつまでたってもグズグズしてやがって!
観光に来ているのか、シタールを習いに来ているのか?どっちなんだ!!??」
Yo:「シ、、、シタールを習いに来ています…!」
シュ:「そうか!!それなら、そんなネズミのようにちまちま弾いてるな!俺みたいに堂々と弾け!!」
Yo:「…はい…!」
急に怒鳴られ、びっくりしながらも、一生懸命に弾くと
シュ:「もう一度!」
Yo:「…はいっ!」
シュ:「馬鹿みたいに、音だけ大きくすればいいって訳じゃないんだ!もっとスイートに弾け!」
Yo:「あ?!…はいっ!」
シュ:「気持ちが入っていない!もう一度!」
Yo:「…は、はいっ…!」
シュ:「スピードが遅い!もっと速く、もっと速く!」
Yo:「…くうっ…」
シュ:「休むな!100回連続で間違えずに弾けるまで弾き続けろ!」
Yo:「え?は、はいっ…!」
一音弾いては怒鳴られ、また一音弾いては怒鳴られ、怯えて縮こまれば怒鳴られ、途中で間違えれば0回からカウントし直し…
われを忘れて、シタールを弾き続ける…
そのうちに、自分が何を弾いているのかも分からなくなってくる… 
足のしびれも、指先の痛みも感じなくなる…
息さえしているかもわからなくなってきた…
どれくらい時間が経ったのだろうか…
シュ:「バス!(やめろ!)」
その先生の一言で、我に返った。
いつのまにか日が暮れて、狭い稽古部屋が真っ暗になっていた。
暗くて、お互いの顔も見えない。
ただ、目の前の大きな影から低い声が聞こてくる。
シュ:「今日はここまでだ。指が痛いだろう、足もしびれただろう、腹も減っただろうな。
俺も同じような稽古を父親から受けてきたから良く分かる。俺なんか子供の頃、夜8時から次の日の午前3時まで、休み無しで弾かされたんだ。
いいか、ヴィラヤットカーンの息子の俺でも、日本人のお前でも、シタールの前では平等なんだ。だれでも辛かったり、苦しかったりするんだ。
でも、そこを乗り越えないといけないんだ。
わかったか?」
Yo:「…は…はい…」
シュ:「OK, 明日の朝10時半にまた来い。今夜はゆっくり休め。」
シタールを弾きはじめて11年目の冬。
まさにこの日から、僕にとっての、本当の意味でのシタール修行が始まった…
烈火のごとく怒られ、悩み、絶望の涙を流し、想像を絶する過酷なシタール修行が…
そして、すべての答えが「りんごは最初から無かった」にあるという事を、ぼくはまだ知らない…
つづく…
(写真1:一年目。アビマンさんの愛弟子マイルスも一緒に。今となっては、このときの笑顔が懐かしい…)

「為了明天あしたのために 第十四話 回憶錄の玖」

「為了明天-第十四話 回憶錄の玖」
(日本語訳は下へ)


2012秋天…
煦珈康即將來到臺灣演出!
真的讓人太興奮了...
終於可以跟偶像煦珈康見面!
演出之前主辦單位及演出者塔布拉鼓大師阿比滿老師幫我安排跟煦珈康見面。
我認真的希望成為他的弟子!
我期待著我學習西塔琴生命的下個樂章。
我在國家音樂廳門口等了他四個小時
要跟他見面之前阿比滿老師叫我進來他的休息室
「我們先練習如何跟煦珈康請求你想成為他弟子的事。你要誠實,不要說謊. 對,還有不要跟他提到他父親Vilayat Khan的事。可以嗎?加油!」
我很感動。他看我很緊張到變僵硬,就會用開玩笑的方式鼓勵著我。
時間到了...
煦珈康走了進來...
「康老師...請教我西塔琴!」
「是嗎?你可以來德里嗎?學費不便宜,OK?」
「好!我會努力!」
「一月你來德里時再給我電話。OK!那拍合照吧!」
就這樣結束了...
只不到一分鐘...
一起拍合照時候我一直發抖
我不敢相信我真的成為煦珈康的弟子。整個人震驚到傻掉。還一直發抖...
從旁邊親切關注著我的阿比滿老師,他的太太及Fuya也一起很開心。
2013年1月...
我在德里的國際機場。
直接打電給他
「你真的來了!?Great! 明天早上10:30見!」
終於可以跟世界最偉大的西塔琴手上課了!
像做夢一樣...!
但我沒有想到之後這個美夢會變成惡夢...
這是倒數開始往面對絕望落淚、艱難困苦的琴道修行...
那時候我還不知道了「原來沒有蘋果」的本意是什麼...
未完持續...
(照片:在後台跟煦珈康請求想成為他弟子的時。阿比滿老師也在旁邊鼓勵著我)
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「あしたのために第14話 回想篇-9」
2012年の秋。
シュジャート・カーンが台湾に来る!
心が躍った。
ついに、憧れのシュジャート・カーンに会える!!
この日のコンサートを企画・運営に帆走していた、LA在住のタブラ奏者・アビマンさんの計らいで、コンサートの前にシュジャート・カーンと会える時間を作ってもらった。
この機会に弟子入りを志願しよう!!
初心に返ろう!!
そう心に決めた。
コンサート会場の外で4時間待った。
いよいよシュジャート・カーンに会えるという直前、アビマンさんは僕を別室に呼んで、面接の予行練習をしてくれた。
「俺をカンサーブだと思って、話して見ろ!なんでも正直に話せよ。嘘はつくなよ。で、弟子入りの理由にヴィラヤット・カーンの名前は出すなよ。これは約束だぞ」と・・・
ありがたかった。緊張に固まる僕を、冗談交じりに励ましてくれる彼の思いやりが身にしみた。
ステージ裏でいよいよシュジャート・カーンと対面。
想像以上に大きかった。
「シュジャート・カーンさん…弟子にしてください!」
「ほぅ、デリーに来る気はあるか?レッスン代は高いよ」
「何とかします!」
「ふん、よかろう。では、一月にデリーにおいで。着いたら、電話しろ。じゃあ記念撮影でもするか!」
あっという間だった。
無駄なことは聞かなかった。
記念撮影の間、ずっと足が震えていた・・・。
憧れのシュジャート・カーンの弟子になれたという実感も湧かず、ただ震えていた。
傍らで心配げに見守っていたアビマンさんは、我が事のように喜んでくれた。
そして、あくる年の一月。
デリーの空港からシュジャート・カーンに電話をした。
「おお、本当に来たのかよ!じゃあ明日の朝10時に家に来なさい!」
いよいよ世界最高峰のシタール奏者のクラスが受けられる!
夢のようだった・・・
ただ、その時はその夢が、のちのち悪夢にかわるとは露にも思わなかった…
虫けらのように怒られ、悩み、絶望の涙を流す本当のシタール修行へのカウントダウンが始まった。
そして、僕が「りんごは最初から無かった」の真意が分かるのは、もう少し先の事だ…
つづく・・・
(写真:ステージ裏にて、弟子入り面接中。手前がシュジャート師匠。奥は恩師のタブラ奏者・アビマンさん)