2017年2月25日土曜日

「為了明天 あしたのために-第十六話 回憶錄の拾壹」

「為了明天-第十六話 回憶錄の拾壹」
(日本語訳は下へ)


「蛤!你來這裡的目的是怎麼?來玩或學琴!!!!????」
「我...我來跟您學琴...!」
從那一天溫柔的老師轉變地獄大魔王..!
彈一下被罵,再彈又被罵,罵來罵去...
不知道應該要如何彈下去
開始發抖...
我的腦完全空白了
腳已經麻掉了...手指沒感覺了...
我不確定有沒有呼吸....
抱著西塔琴快暈厥...
從來沒有遇到過那麼劇烈恐怖的上課
理所當然....
現在坐在我面前的人不是那溫柔的和平鄉老師。
現在坐在我面前的人是21世紀上最偉大的西塔琴手煦珈康。
他是印度唯一的西塔琴家族傅承第七代-一輩子要挑戰西塔琴太陽Vilayat Khan的煦珈康。
無法彈好基本技巧
粗糙補丁般的彈奏
小丑彈的紙板西彈琴
花了十年收拾破爛的音樂
聽了這樣的東西...一定會激怒煦珈康。
之前有一個朋友跟我說
「你去跟煦珈康學琴嗎?跟大師上課就是在自己臉上貼金。花錢買名牌品一樣吧。」
我覺得他是一個笨蛋。
但現在的我卻覺得跟他差不多...
這二年老師教我很多東西,但自以爲是的方式練習的我,說實話其實是個什麼都沒學好的我...
就在坐大師的旁邊滿足及感動的我...
像追蹤明星的粉絲一樣的我...
像我這樣假裝的音樂家...當然會讓煦珈康會憤怒
終於雷劈...!!
"你來這裡的目的是怎麼!!!??"
他的雷劈碎了我粗糙補丁般的彈奏,小丑彈的紙板西彈琴,花十年收拾破爛的音。
什麼都沒有了
只剩下ㄧ個害怕的人、ㄧ個什麼都無法思考且忘記了呼吸的人
未完持續...
(照片:''調音不對'' "調音太久了!''每次上課馬上就被罵。壓力好大...)
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『あしたのために第16話 回想編その‐11』  
「おい!お前は何のためにここに来ているんだ! 観光に来ているのか、シタールを習いに来ているのか?どっちなんだ!!?」
「…シタールを習いに来ています!」
そう答えた次の瞬間から、今まで仏のように優しかった師匠が、鬼となって僕の前に立ちはだかる。
一音弾いては怒鳴られ、
また一音弾いては怒られ、
また怒鳴られ、
怒られ…
もう、何を弾いていいのか、自分でも分からない…
震えがとまらない…
シタールを抱えたまま倒れそうだ…
息をしているのかもわからない…
どんどん、頭の中が真っ白になっていく…
今まで経験した事のない地獄の炎に焼かれるようなシタール修行…
当たりまえだった…
僕の目の前に居るのは、シャンテニケタンの優しい先生ではない。
僕の目の前に座っているのは、インドでも唯一の数百年続くシタールの家系の7代目家元で、20世紀最高のシタール奏者・ヴィラヤットカーンに挑み続け、そして21世紀音楽世界の最高峰に君臨するシュジャートカーンだ…
基礎もまともに弾けない、継ぎ接ぎだらけの自分勝手な演奏、
道化師の弾く幼稚なダンボールシタール、
10年間でかき集めたガラクタの音楽、
それを聴いて、シュジャートカーンが怒らないわけが無い…!
シュジャートカーンに弟子入りした時、友達からこういわれた「有名なマスターに弟子入りするって、結局は自分のブランド付けのためだよね。高いレッスン代を払ってマスターの名前を買うって感じかなぁ。」
こいつは、何を馬鹿なこと言っているんだろうと思ったが、今の自分も大差ない…
せっかくこの2年間に教えてもらったことも、自分勝手に練習して、何も学んでいない…
憧れのシタール奏者の傍に居ることだけに、感動して、満足している…
いつまでもアイドルを追っかけるファン気分が抜けないくせに、外ではいっぱしの”ミュージシャン”を気取っていた僕を…
シュジャートカーンが許すはずが無い…!
とうとう雷が落ちた!!
「おい!お前は何のためにここに来ているんだ!!!!!」
そして、”自称ミュージシャン”の僕が、10年間でかき集めたガラクタの音楽、継ぎ接ぎだらけの幼稚なダンボールシタール、身勝手な自尊心…
そのすべてが、師匠の雷によって砕け散った…
そこには、何も残らなかった…
たったの一音も、まともに弾く事ができない男が
何も考える事もできず、息もできず、
ただ、いつまでも恐怖と不安に怯えて震えているだけだった…
つづく…
(写真:稽古が始まるなり「いつまでチューニングしているんだ!」と怒られます…)

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