2009年3月14日土曜日

即使貧窮,對咖啡和香菸絕不小氣

「即使貧窮,對咖啡和香菸絕不小氣。」
我收到和我非常相配的虹吸式咖啡壺,作為慶賀喬遷之喜的禮物。捨棄了過濾器所沖泡的咖啡,虹吸式咖啡的味道格外特別。

以酒精燈加熱的熱水,慢慢地咕嚕咕嚕,乘著愉快的聲音向上爬升,將靜待於上容器內的咖啡豆,一點一點地往上推;看準時機再以木棒攪拌,美妙的咖啡香氣充滿、散佈於房內。冷卻下方的燒杯,一邊看著咖啡嘶嘶落下,一邊捲著煙,看起來好,聽起好,聞起來好,當然喝起來也好;順便,煙也捲好了。與其說是一石二鳥,不如說是一石五鳥。僅僅一杯咖啡,卻是十分奢侈的享受。

夜明け前
雨と午前五時 一番列車の音 ぶら下がっている
夜の海のように静かだ 誰も居なくなったメリーゴーランド
記憶はそんなもんさ

「珈琲をもう一杯 のんでいこうよ」
もう逢えないのならそう言いたかった

破曉前
雨和凌晨五點 第一班列車的聲音 褪去內衣
如夜海般地安靜 無人的旋轉木馬
記憶原來是那樣

「再一杯咖啡 喝了吧」
如果無法再相見的話 就這麼說了

《空になった珈琲 (空了的咖啡)》 早健

喜歡咖啡的音樂家很多,我個人非常喜歡,居住於日本的歌手—吟遊貓主人‧早健也是其中一人。在他的歌曲當中,說起來必定會現咖啡。(順帶一提,貓和香菸也是。)到他家玩,首先會抽起菸,「對了,先前那個啊……」聊起音樂,接著,用喜愛的虹吸式咖啡壺煮咖啡請你喝;「喔,咖啡煮好了嚘。」把暖暖的咖啡倒進小茶杯裡。說起小茶杯,究竟是他個人的癖好,還是單純沒有咖啡杯,我實在不得而知;但圍繞著小茶几,小茶杯盛裝的咖啡,實在是十分美味。稍作歇息後,便再度點起了香菸。貓咪奇魯奇魯會做出被煙燻似的表情,抬頭往這兒看。

「明天做這件事好嗎?」早健風趣地抱起吉他,唱起歌。

在咖啡的香味及菸草的香氣裡,遨遊於歌聲之中。

* 早健 www12.ocn.ne.jp/~hayaken/
早健是SitarYo居住於沖繩時相遇,目前居住於北鐮倉的創作歌手。第一次聽他的歌,是18歲的時候。「真希望有一天能和這個人一起演奏。」我持續想望,有七年之久。去年夏天,一起演出的願望在東京實現了。而去年秋天,我倆展開了「早健和SitarYo <<無國界幻想曲巡迴演出>>」(此次的巡迴演出,配合SitarYo不定期回日本時舉時。)

今年春天,不知道什麼原因,西班牙的線上廣播預計播放我們的錄音歌曲。
喜愛旅行、咖啡和香菸的吟遊貓主人,目前正在活躍於日本各地。
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貧しくとも、珈琲と煙草だけはケチらない」
そんな私にぴったりの物・珈琲サイフォンを引っ越し祝いにもらった。フィルターで淹れる珈琲も捨てがいが、サイフォンで淹れた珈琲の味は格別だ。
 アルコールランプで温められたお湯がゆっくり、ぶくぶくと心地よい音を立てて昇って行き、上の容器の中で待つ珈琲豆がじわじわと押し上げられ、頃合いを見てヘラでかき回すと、素敵な珈琲の香りが部屋いっぱいに広がる。下のフラスコが冷え、珈琲がスーッと落ちていくのを見ながら煙草を巻く。見て良し、聞いて良し、香り良し、もちろん飲んで良し。ついでに煙草まで巻けてしまう。一石二鳥は言うに及ばず、一石五鳥。たった一杯の珈琲がずいぶんと贅沢な気持ちにしてくれる。
 
夜明け前
雨と午前五時 一番列車の音 ぶら下がっている
夜の海のように静かだ 誰も居なくなったメリーゴーランド
記憶はそんなもんさ

「珈琲をもう一杯 のんでいこうよ」
もう逢えないのならそう言いたかった

(「空になった珈琲」早健)


 珈琲好きのミュージシャンは多い。私の大好きな日本在住の唄い手・吟遊猫主人“早健”さんもその一人。彼の唄には必ずといっていいほど珈琲が出てくる。(ついでに言うと、猫と煙草も)彼の家に遊びに行くと、まずは煙草をくゆらせ、「そういえば、この前のあれさぁ」と、音楽の話をしながら、愛用の珈琲サイフォンで珈琲を淹れてくれる。「おっ、出来ましたよ。」と温かい珈琲を小さな湯呑茶碗に注いでくれる。湯呑茶碗というのが彼のこだわりなのか、ただ珈琲カップがないだけなのか、その辺の事情は分からないが、ちゃぶ台を囲みながら湯呑茶碗でのむ珈琲はとても美味しい。ほっと一息ついて、また煙草に火をつける。猫のチルチルが煙たそうな顔してこちらを見上げる。
「明日はこれやろうか?」早健さんがおもむろにギターを抱えて唄いだす。
珈琲の香りと煙草の煙の中をゆっくりと唄が泳ぎだす。
 
 *“早健” www12.ocn.ne.jp/~hayaken/
 SitarYoが沖縄在住時に出会った、現在北鎌倉在住のシンガーソングライター。彼の唄を始めて聴いたのは18歳の時。「いつかこの人と一緒に演奏したい」と想い続けて早7年。  昨年夏、念願の共演が東京にて実現。昨年秋には二人で「早健とSitarYo “無国籍幻想曲ツアー”」をスタート。(このツアーはSitarYoの不定期な日本帰国時に合わせて行われている)
今年春にはなぜかスペインのオンラインラジオで二人の収録曲が放送される予定。
旅と珈琲と珈琲を愛する吟遊猫主人。現在日本各地にて精力的に活動中。

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