2009年3月14日土曜日

我正在尋覓夜的顏色

我正在尋覓夜的顏色
夜,以雙腳站立著
當市街看似黯淡
鮮豔的色彩正在湧現

夜,並非你
夜,並非我
夜,不是夜
夜是言語
究竟該如何表達



最近,從朋友那得到一盞小檯燈。橘黃色的燈泡,優雅地投射在枕邊,寒冬的夜晚似乎溫暖不少。闔上雙眼,隔著眼皮感受著燈泡溫度的同時,我想起了某個難忘的夜晚。

我喜歡雙手捧著要讀的書,頭靠在有點高,有點硬的枕頭上的那種感覺。繪本、冒險故事、戀愛記事皆可。擺在枕頭下的書,是當晚通往綺麗夢境的護照。

小時候,便經常把手邊讀的繪本,放在枕頭下入睡。其中一本繪本叫《ぐりとぐら》,是一本關於兩隻小野鼠用一大顆蛋製作蛋糕的故事。對於異卵雙胞胎的我和妹妹來說,當然是非常喜歡ぐり和ぐら,但書中的大蛋糕看起來更是好吃得不得了。

我還記得母親初次為我們讀《ぐりとぐら》的那個夜晚,我和妹妹兩個人裹在棉被裡,一邊反覆地翻閱著繪本,一邊還不時留著口水。那個夜晚,我倆為了要作「在夢裡吃著大蛋糕」的夢,便把《ぐりとぐら》擺在枕頭底下,睡著了。至於,在夢裡妹妹和我有沒有吃到大蛋糕呢?我倒是記不得了。

喜歡冬天的夜裡,在棉被中脫去襪子時,那刻的感覺。不是用手去脫襪子,而是可能的話,穿上毛襪,再如小蟲蠢動般,慢慢地用腳將襪子脫去。有點難以用文字表述,那種腳跟慢慢地與冰冷棉被內,因體溫而暖和起來的空氣,接觸時的感覺。小時候,我還會一邊搓揉著帶有睡意且沈重的雙眼,一邊刻意地在暖爐前,換上毛襪呢。

此外,我也喜歡雙手懷抱著鬧鐘,溜進棉被裡,從頭到腳用棉被包裹自己。一邊傾聽著秒針滴答滴答,規律且細碎的聲音,一邊得以深刻感受圓形鬧鐘在胸口,閉上眼睛後,夜晚的靜默;而有時又好像想起什麼似地睜開眼睛,凝視著細薄,發著光的時針,一個人獨享此夜、此刻的心境。

這把小檯燈,喚起了我因日常忙碌而遺忘的,點滴美麗的,過去的夜晚時光。今晚,我穿上久違的毛襪,抱著繪本,躲進棉被裡。而明早,我打算早起上街去,買一個圓形的鬧鐘。  
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“僕は夜の色を探している
  夜が二本足で立っている
  町が灰色に見える時 鮮やかな色がわいてくる
  
  夜は君じゃない
  夜は僕じゃない
  夜は夜じゃない
  夜は言葉さ 
どうやって伝えよう“
          (“夜は言葉” 友部正人)

最近、小さな読書スタンドを友人からもらった。オレンジ色の白熱球が優しく枕もとを照らすと、寒い冬の夜が少し暖かくなったような気がする。目をつぶり白熱球の暖かさをまぶたの裏に感じながら、懐かしい夜のことを思いだした。

読みかけの本をいれて少し硬く高くなった枕に頭を乗せる時の感覚が好きだった。絵本や冒険物、恋愛物だって悪くない。枕の下に入れた本はその夜の素敵な夢へのパスポートだ。
子供の頃は読みかけの絵本をよく枕の下に入れて寝た。その一つが「ぐりとぐら」。
小さな二匹の野ネズミのぐりとぐらがみつけた大きなたまごから大きなかすてらを作るという話。二卵性双生児の私と妹のようなぐりとぐらも大好きだったが、なんといってもそのおおきなかすてらがたまらなくおいしそうにみえた。
 この「ぐりとぐら」を初めて母に呼んでもらったその日の夜、妹とふたりで布団にくるまりながら中に絵本を読み返しながら涎を垂らして覚えている。その夜はふたりして「おっきなかすてらを食べる夢が見られますように」と枕の下に「ぐりとぐらを」入れて寝た。その夜にふたりとも夢の中で大きなかすてらを食べることができたのか、どうかは忘れてしまったが。
 冬の寒い夜に布団の中で靴下を脱ぐときのあの感覚が好きだった。靴下を脱ぐときには手を使うのではなく、できれば毛糸の靴下をはいて、もぞもぞと足を使ってゆっくり脱ぎたい。かかとがゆっくりとつめたい布団と体温で温くなった布団の中の空気に触れる時のあのほっとする感覚はちょっと筆舌しがたい。子供のころには、眠たくて重たくなった瞼をこすりながら、ストーブの前でわざわざ毛糸の靴下に履き替えたりもした。
 また、目覚まし時計を抱え込み頭まですっぽりと布団にもぐりこむのも好きだった。
カチッカチッと秒針が規則正しくきざむ音に耳を澄ましながら、丸い目覚まし時計を胸にあて眼をつぶると、夜の静けさが一層深く感じられる。そして時々思い出したように眼を開けて薄く光る時針をながめていると、夜という時を独り占めしているような気もちになったものだ。
 忙しい毎日のなかで忘れていったちょっと素敵なとおい昔の夜のことを、小さな電気スタンドが思い出させてくれた。
 今夜は久しぶりに毛糸の靴下をはいて絵本を抱えて布団に入ろう。そして、明日は朝早く起きて、街まで丸い目覚まし時計を買いに行こうと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Hi yo. i am surprise you have chinese blog. and i am glad you are more and more enjoy your life in taipei.
it is very nice to read your article.u are a good writer.
i am back to taipei, and will back to san-ji this weekend, if i have time, i will try to see your performenc at dan-shui.


kam-ba-de

:) sarah wu

SitarYO さんのコメント...

Thank you very much for your warm posting.
How was okinawa?
Hope to see you very soon and share warm music and wondrful morment together.

Take care.