<<今晚,一邊聽著Otis>>
為了想聽好久以前住在沖繩時,經常撥放的Otis CD,我將塞進書架裡的老舊CD收納盒,給拉了出來,又翻倒了在床鋪底下的瓦楞紙箱,好不容易才找到它。
大概有五年沒有聽到了,這些令我懷念的Otis歌曲,好像鬧鐘一般,溫柔地喚起了沉睡在我內心的眷戀時光。
距離先前<>樂團的沖繩巡迴演出,已經飛快地又過了一個月。真的是久違的沖繩。這五年裡,沖繩改變了好多。舊家被拆,四處建起新大樓,以前未曾見過的店家及道路,也坐落於四處。旅程中,我也拜訪了依舊默默經營著的咖啡店,晴天時常躺在圍牆上曬太陽的公園,以及並沒有因為時間流轉,而改變的地方。此外,也和老朋友敘敘舊。
不過是五年,雖然是五年。這五年的日月,對要迷失在久違的街道裡來說,太短了。但對我、對朋友而言,從困惑的人生道路,走向新的一頁,卻十分充足。我們同樣是一群處在十幾歲已不再,二字頭初階段的朋友們,莽撞又不成熟。
如同往常,當太陽快下山的時候,我在狹小的學生宿舍廚房,開始做起咖哩。
一個人拎著赤玉紅葡萄酒和讀到一半的書。一個人睡眼惺忪地走出被煙味佔據的房間。一個人騎著cub (Honda 的機車),追逐著貓。一個人總是為了什麼瘋狂著,而處在狹小的房間裡專研。嘗到了咖哩上,黑胡椒咬碎後的美味。領略了一根菸與其一個人抽,還不如和他人共享。任何事,都非得把它寫進書不可。想著某個國家的某間店裡,會有著那樣的東西。發現鄰居家的貓,畫了眉毛。當靜默地勾畫著上述畫面的同時,是誰又在沙發上打起瞌睡?
靜默的深夜,不知去了何處的貓回來了。一邊整理著自己的毛髮,一邊吵著要吃東西。
五年是一段過去,什麼也沒有的日子裡,至今我所懷念的「風景」全變了個樣。
所有「風景」改變的同時,或許寂寞和溫暖是並存的。而在「一點也沒變」的問候中,彷彿是濃縮著沒有彼此那段日子。「回頭見」中,則蘊含著明天的誕生。
說了上訴這番話的朋友的改變歷程裡,無論到什麼時候,我想珍惜著沉睡的、「一點也沒變」的那個部分,而對於 「回頭見」的時刻,靜心等待著。
“今夜Otis を聴きながら”
沖縄に住んでいるときによく聞いていたオーティスのCDが久しぶりに聞きたくなって、本棚の奥にしまい込んであった古いCDケースを引っ張り出したり、ベッドの下のダンボール箱をひっくり返したしりした挙句、ようやくのことで見つけた。
約5年ぶりに聞く懐かしいオーティスの曲達は、私の胸の中に眠っていた懐かしい時間達を優しく起こしてくれる目覚まし時計のようだった。
先日行ったシャンタールの沖縄ツアーから、早いものでもう一ヵ月が経とうしている。本当に久しぶりの沖縄。この5年で沖縄もずいぶんと変わったようで、古い家は取り壊され、新しいビルがあちこちに建ち、今までなかったようなお店や道路があちらこちらに。
そんな中でも、未だにひっそりとやっている行きつけの珈琲屋さんや、晴れた日にはよく日向ぼっこをした塀の公園など、時が過ぎても変わらないお気に入りの場所に足を運ぶことができた。そして、懐かしい友人たちともやっと再会できた。
たかが5年、されど5年。その5年という月日は久しぶりの街で道に迷ってしまうには短すぎても、私をそして友人たちを人生の道に迷わせ、お互いが新しい道を歩みだすには十分な時間だったようである。10代の終わりと20代の初めを不器用に、がむしゃらに共有しあった友人たち。
いつものように日が暮れると、小さな学生寮の台所で僕はカレーを作り始める。
ひとりは赤玉ワインをと読みかけの本をぶら下げて、ひとりは煙草の匂いが染みついた部屋から寝ぼけ眼で、ひとりはカブにのって猫を追っかけながら、ひとりはいつも何かに興奮しながら狭い僕の部屋にやってくる。
カレーの黒コショウは噛み砕くのが旨いのだとか、一本の煙草は一人で吸うよりみんなで分けたほうが得だとか、何事も本に書いてある通りにやらなきゃいけないのだとか、あの国のどこそこの店にこんなものがあったとか、隣の家の猫に眉毛が描いてあっただとか、黙って絵を描いているうちに誰かがソファで居眠りを始める。
静かに夜は更け、何処からともなく猫が帰ってきて毛づくろいをしながら餌をねだる。
5年ひと昔。そんな何でもない日々が、今では懐かしいという“風景”に変わってしまった。
すべては“風景”に変わるとき、淋しさと暖かさを持つのかもしれない。そして、「相変わらず」という挨拶はお互い会うことのなかった年月を縮めようとする合言葉で、「また」という言葉に明日も生きていける。
そう話る友人の変わりゆく中に静かに眠る“相変わらず”をいつまでも大切に、“また”という時を静かに待っていようと思う。
2 件のコメント:
hi yo!
This is first time I read your article. I like it a lot...and it's very poetic the way you describe things...
thanks for sharing!
teresa
Hi Teresa-san
Thanks for your comment.
I'm happy that you liked my writing.
And also happy that could share more feeling with music and writing both.
Hope to see you soon!
Have a nice music.
Yo
コメントを投稿